おうちで、おせち料理。
母方の家伝レシピは、世代を経て、変遷しながら、バトンタッチ、バトンタッチで続いてきてます。
今年は、他県に住む親戚は、来ません。コロナとお受験が相まって、人数少ないお正月です。ここ数年、今年が最後!来年は貴女が好きに作りなさい、と言いながら、11月になると、いそいそと食材調達の段取りに入る母。
今年もまだ主導権を渡すつもりはないぞ、と。かくしゃくとしている。
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/98F31895-7ADD-40D9-94D6-C3CA7FC1610A.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/333E3F03-1796-4912-9CAD-2702D72C0432.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/BCA4EA8D-8FC0-499F-B20F-6D84F64C51DB.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
今年は、お雑煮を3種類作りました。小さな、おうちイベントですね。どこにも行かないけど、気分だけGoTo。
元旦は、母が長年作り続けたこの地方の、菜雑煮を。
2日は、私が京都の白味噌雑煮。料理好きな友人が、入手困難の素晴らしい白味噌を送ってくれたから。京都の本田味噌の、大吟醸❣️
3日は、やはり私が鹿児島のお雑煮を。単身赴任のダンナくんに、鹿児島雑煮の食材を買ってきてもらいました。鹿児島の乾物屋さんとフェイスタイムでお話して、作り方を聞いたりもして。地元の人に直接お話を伺うと、本やネット情報で見ていただけなのとは全然違う感じがします。
菜雑煮は、おすまし。角餅を煮餅で。餅菜、と呼ばれる特有の菜っ葉を用います。小松菜と似てるけど、別物。独特のおいしさがあります。年々、作る人が減ってるようで、出回らなくなっています。
白味噌雑煮は、実は、以前私、美味しい白味噌雑煮ってどんなだろ〜と興味持った時期があり、機会を捉えて、あちこちで食べてたんですね。京都の料亭とか、お料理屋さんとかで。だけど、どうも、ピンとこなかった。総じて甘いんです、私には。
友人が、やはり白味噌雑煮の探究をしていて、京都の料亭やお料理屋さん、あちこちで白味噌雑煮を食べておりました。彼女は関西出身で、白味噌雑煮はおうちの味ですが、小さい頃から嫌いだった、と。やはり、甘くて嫌だった、と。
「これは、絶対美味しいから!すっきりしてるの。ごくごく飲めちゃうのよ。全然違う」
と言って、太鼓判の白味噌を送ってくれました。木箱に入った、白味噌様💖見るからに美味しそう。凄そう。
京都の雑煮は、丸餅で煮餅。出汁をひいて、たっぷりの量の白味噌を投入。
確かに。
全然違う!一本芯の通ったすっきり感に裏打ちされた、極上のポタージュ感。すごいわ、本田味噌、大吟醸。
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/A73D0B24-8C8B-4CD7-9171-1EED195EE71E.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/963984D7-F729-4551-A47A-B7778214CF78.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/DD939406-7EF4-42ED-8C1C-7C830C176F9E.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
鹿児島の雑煮は、焼き干し海老、干し椎茸の戻し汁に、かつお出汁を合わせたおすまし。角餅の焼き餅、特徴的なのは豆もやし。ダンナくんが、鹿児島市内の乾物屋さんからフェイスタイムで、これでいい?どのくらい欲しい?と私に聞いてくれて、あーだこーだ、お店の人と相談しながら買いました。華やかな香りのたつ、色のきれいな削り節が売ってなくて、鹿児島の雑煮にはこれ!と勧められたのは、中削り。でも、作ってみると、なるほど、鹿児島の雑煮には、この鰹節がいいわ!と納得。焼き干し海老の戻し汁と合わせた時のバランスがいいんです。
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/1104C7AC-821E-4743-A16D-07AC0227F1EB.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/F4632660-1395-4244-AC4B-AD77B7AB6EBD.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/7A7637B0-7F1C-4641-8709-498F62BB6B21.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/17DBC358-3279-47BE-8B3B-BB9592EBFE12.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/992DB386-F5F4-434C-94D4-96DA3E0B95A2.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/82A0FB78-6EE3-4F90-A947-737980BB2229.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
私は日本酒が好きです。嗜む程度ですが。食事と合わせるのが好きなので、あまり華やかなお酒よりは、食中酒が好みです。
1日目のお酒は、町田酒造。群馬県前橋市のお酒。女性の杜氏が作っているそうです。前橋は、私とダンナくんが新婚時代に住んだ、良い思い出いっぱいの町。前橋って聞くだけで、嬉しくなる。このお酒、私はとても好きです。おいしい。
2日目のお酒は、復活、敷島、0歩目。うちでは、伊東くんのお酒、と呼ばれています。笑 かつての敷島とは全く違う切り口で、全然違う服着て出てきた感じ。甘口だけど甘くない。後口よし。軽やかさと品格。発売から、トータルで二升くらい、時々、晩酌で、色々な料理に合わせて、飲みました。意外と懐深くて、色々なものに合います。
3日目。金鯱ワンカップ。可愛い😍瓶が可愛くて、買っちゃいました。日本酒のワンカップ。かわいい瓶の。あちこちで、時々、出てますよね。こういうの、楽しくて、好き。
白老。静かに寄りよってくれるような、良いお酒。少し前に、火事で一部燃えたニュースが出てましたね。びっくりしました。写真は、以前の。蔵開きの時の。
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/10395D47-5C14-48F2-AA29-9330ED8B68D9.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/F64C13A3-43A5-4DD1-B8B8-9D612CE65BBB.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/62E2E010-C4D9-45D6-9DCB-BFD3C8A544CE.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/273DFCFA-2EF2-4E40-ABA4-2A398E0C2416.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/B37DD248-4ADC-4CA9-94ED-1D53D50BC5D6.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
おせち料理は、一つ一つ、難しくはないけど、手間がかかりますね。
田作り(ごまめ)は、レンジでチンして作るやり方が今は一般的だけど、頑固にレトロに辛抱強く気長に、超トロ火で、少量づつ、焦がさず、パリッパリになるまで炒ります。ポキンと手折れるくらい。この単純作業が、実は一番大変なのですが、魚臭さ、生臭みが完全に消えて、すごく美味しく仕上がります!今年は少量ですが、以前はもっと大量に作っていたので、ほうろく、カセットコンロも総動員して、おばあちゃん、母、私で、一晩では終わらず、二晩にまたがり、延々、黙々と、煎り続けていました。。ああいう時間って、終わりが見えず、あてどなく、茫漠と、果てしなく続くように思えるんですよね。
頂き物のお菓子で一服。半田の老舗、松華堂。この花びら餅に触発されたのと、本田味噌大吟醸がきっかけで、母が花びら餅を作りました。ふうわり。ゴボウの香り。
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/D27F5DB8-D3C0-4C5B-9F59-6D5B1F910349.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/7C4747B8-09D0-41AB-A139-A3E22DECC864.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/C413107F-ABAA-4365-A7EE-51C851DD5F11.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/D0E2DEA5-E1DB-44C1-8DCC-488BF97CDA55.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/504B53E4-D652-4AF3-9863-7F924F94E0FA.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/4E7BDFBF-BAB5-4879-8B65-FBE32126B768.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/07516886-40CE-4350-B695-D88030540294.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/F2C0C78C-E869-40F8-85B5-13CCAA8814F4.jpeg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/B569D551-E39A-4E80-8912-5A0F58359141.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/8D139AD5-3A87-4FF4-80B8-B6B78C6C913C.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/4930CE49-DD52-4922-97FA-DFF9E84915E7.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/C2E16FB4-03BA-4637-AD6D-3949D088D07F.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kameigo.com/wp-content/uploads/2021/01/ADD8358A-A5F7-4FD7-BFD2-7296200A04A1.jpeg?resize=768%2C1024&ssl=1)