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老いた両親を沖縄旅行に連れて行く。車椅子を借りながら。

両親を沖縄旅行に連れて行きました。振り返ってみれば、コロナ第七波の寸前。国内のコロナ感染は少なくなっていました。異常な猛暑と早すぎる梅雨明け(から梅雨)が言われた時期。

書いてる今は、第七波が始まり、連日、◯人超え、過去最多、の報道。

波にのまれないように気をつけながら、楽しく、元気に生き抜いていきたいですね。

私の両親は、二人とも後期高齢者。沖縄には一度も行ったことがありません。私は転勤族の妻。転勤頻度は高いです。夫が沖縄に単身赴任中のうちに、一度連れて行こうかな、と思いました。

母は数年前に転んで膝のお皿がパリンと割れて、ボルトが入ってるし、初期肺がんで肺を切除してる。ガーデニングに打ち込んでいて元気ですが、家の中でマイペースに休み休み続ける活動がメイン。沢山の距離をがしがし歩くことができません。

父は事故の後遺障害で、片目は視力がなく、残る片目は視野狭窄。2級の障害者。コロナ禍自粛で、めっきり衰え、目に見えて老化が進みました。ヨボヨボです。リアルに志村けんみたい。

両親とも旅行の経験が乏しく、旅支度の段階から、滑稽なほど、大騒ぎになります。さらに、母はガーデニングに命かけてる、正真正銘、本気の花狂い。旅行中の水やりをどうするかが大問題。

大雑把なプランを決めて、エアチケットを手配した時点では(2022年5月)、国内のコロナ感染状況は落ち着いていたけど、世界を見回すと、再拡大の芽は随所にありました。オミクロン株BA5の置き換わりで、全体状況がどう動くか。政治の流れは、経済回す、行動制限したくない向きが強いから、よほどのことがない限り、計画した旅行は行けるだろう。ということは、逆に言えば、安全性の配慮は自分持ち。

いずれにせよ、感染リスクへの配慮は考えた上で、旅行計画を詰めることにしました。

沖縄本島、北部、本部町備瀬のふくぎ並木に連れて行こう、と思いました。私は、あの辺りが大好きで、既に2回行ってます。すぐ近くに、ちゅらうみ水族館があるのも心強い。雨降りでも暑すぎても、水族館なら楽しめます。

NHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』のオープニング曲で、ふくぎ並木のCGが毎朝流れるのも、いい💕母は毎朝欠かさず見ているし。父はドラマには興味がないけど、ここに行くんだよ、行ったね〜、と言えるのも、いい💖

夫の仕事の都合を考えて日程を絞ると、子どもくんは学校があるから無理。密を避ける意味では学生さん達が夏休みに入る前のタイミングが狙い目。沖縄は梅雨明けしていて、本州は梅雨だから、庭の水やりも楽な時期(例年なら、そのはずでした)。水やりは子どもくんに依頼(母の事前指導付き)しました。

ところが‼️

実際には、観測史上初の異常気象。本州は異様な早さで梅雨明けして、40度近い危険な暑さ🔥🔥🔥沖縄はフツーの夏だったので、30度以下🏝✨沖縄の方が涼しくて快適だったんです✨🏝まさか、沖縄に避暑に来ることになるとは、思ってなかったわ😅😳😅

⭐️予約の際のポイント

①空港の駐車場を予約☝️セントレアの場合です。他の空港については知りません。予約棟は近いし、車椅子♿️の駐車スペースはエレベーターからも近いので、便利です。障害者手帳のある方は、駐車料金の割引もあります。

②飛行機を予約する際に、車椅子を借りたい旨、伝える。→無料

私は、駐車場の車内に両親を置いといて、預ける荷物を全てカートで運び、チェックインカウンターで手続きして、車椅子を借りて、駐車場に戻って、父を車椅子に乗せて、母は頑張って歩いてもらって、保安検査に行く、という流れにしました。

☝️お願いすれば、駐車場に両親をお迎えに行く段階から、空港会社の方にサポートしていただけます👌🆗私一人で、頑張りすぎました😅💦空港内は広いので、母も車椅子の方が無理がなかったな〜。ごめんね🙏🙇‍♀️

空港内、搭乗する付近は特に、坂道が多いので、車椅子を押してくださり、とても助かりました✨急坂を、パンプスで、父を乗せた車椅子を押すのは、大変だわ💦とも思いました。客室乗務員の女性も、デザインの良いローファー👞かスニーカー👟か、可愛いぺたんこ靴を履いたら良いのに。腰を悪くしたらイカンから。

必要であれば、飛行機内まで車椅子で入れるように、スロープを用意していただけます。(チェックインカウンターで、あらかじめ、必要あるか、聞かれます)

セントレアのチェックインカウンターで借りて、那覇のチェックインカウンターに返却する(帰り便はその逆)のが原則ですが、返却に関しては、とてもよくサポートしてくださりました。

とにかく、借りる時は、チェックインカウンターに行って、手続きしなくてはなりません。その際、細かい要望を伝えたり、空港会社からも色々聞かれます。

返却に関しては、こちらの利便性の良いところまで、手助けしてくださり、そのまま車椅子を引き取ってくださりました。車椅子を返却のために、わざわざチェックインカウンターまで行かなくてよいのは、とても助かりました。

行きは、那覇空港のしょうがい者・高齢者観光案内所で、車椅子レンタルを予約していたので、そこま、で、空港会社の車椅子を使わせていただきました。

帰りは、セントレアの駐車場のうちの車まで、です。

頑張れば、私一人でも、やれると思うけど、かなりギリギリな感じになっちゃいます。寄り添って手助けしてくださるサポートがあると、すごくホッとします☺️🥰父も、家族以外の方々に、サポートされると、嬉しいし、ちょっとよそ行きの顔になる。こういうゆとりが、旅を楽しくする下支えになるのですよね。ありがたい💖

②フォワードシート(最前列)を予約する。→有料

☝️奥の座席は乗り降りが大変。最前列はトイレも近い。客室乗務員さんが近くにいるから安心。

フォワードシートの支払いは、カウンターで。1人1000円。往復で3人分だから6000円。

③宿泊施設に事情を話しておく。

☝️両親と私たち夫婦は別室にしました。ただし隣室。ずっと一緒にいると気疲れします。離れる時間は大事です。ただし、何かあったらすぐに行き来できるように、何もなくても行き来しやすいように、隣室を希望しました。

④那覇空港に、車椅子レンタルがあります。旅行期間中、一台、レンタルしました。→有料☝️車椅子は意外と大きいので、うちの車には一台しか積めませんでした。

バリアフリーツアーセンター|那覇空港旅客ターミナルビル
転送

⭐️予約はできないが、利用可能な車椅子について

観光地には割と多いのですが、予約はできないが、利用可能で、借りられたら便利な車椅子があります。

ちゅらうみ水族館の車椅子レンタルは必須。

行ったことある方はわかると思いますが、あそこは外も館内も坂だらけ。かなりの急坂もあります。そして広大です。レンタルの車椅子は、電動で、使いやすいものでした。最初に、主導権(運転者?)を決めて、係の方に言うと、そのように初期設定してくださいます。車椅子に乗る人が運転するか、車椅子を押す人が運転するかの2択。私たちは、車椅子を押す人が運転する設定にしました。指でボタンを押してる時だけ動く(指がボタンから離れたら止まる)安全設計でした。

台数に限りがあります。必要な方は、早めに行って、車椅子を借りると良いですよ。借りるところは、駐車場にあります。

簡単な手続きで借りられます。係の方が使い方などをわかりやすく親切に教えてくださいます。

帰りには、こんな張り紙が出ていました。11時くらい。

大きな水槽の前に、車椅子優先スペースが。係の方が誘導してくださいました。

優先スペース+係の方の声かけ、誘導があるので、気持ちが楽で、安心感がありました。当事者は言いにくい面がありますから。ありがたい💖

⭐️水牛のふくちゃん。

ふくぎ並木には、水牛が引っ張る牛車があります。土日限定。お天気がよければ、頼んで、牛車で散策するつもりでした。

お天気も悪かったし、この日はたまたま全国的にアクシデントがあった日で、電話が使えなくて、水牛のふくちゃんとは連絡がつかなかったんです。

これは仕方ないわね🤷‍♀️まあ、今回、ご縁がなかった、ということで👋🏻

⭐️思いがけず、良かった。東洋植物園の解説付き車。→入園料とは別に、別途有料

解説付きじゃない、園内周遊バスもあります。うちは、母が花狂いだから、解説を聞きたかったのと、コロナ対策的に、小さな単位で動く方がよいと考えているので、こちらを選びました。

植物好きなガイドさんの解説は、すごく面白かったです。食べても大丈夫なものは、味見もさせていただきました。

ここには、与那国馬(ヨナグニウマ)がいます。土日限定。天然記念物指定の馬。小さいです。ロバ、ポニーみたいなサイズ。

ユスラヤシ並木。「ヤシの実」と聞いてイメージするのは大きな実ですが、あれは落下すると危ないのですよね。当たったら、大変。ユスラヤシの実は小粒なので、安心。

この植物園は、温室がありません。自然に近い、自生した状態を間近に見ることができます。

10月から5月は、ライトアップも有名。


◯平和祈念公園

とにかく広い。霊域に行く場合は坂がきつくなります(事前に申し入れれば車で乗り入れ可能のようです)が、そうでなければアップダウンはあまりないので、レンタルの車椅子で無理なく行けます。だけど、広大なのですね。母も車椅子の方が無理がなかったなー。車に、車椅子は一台乗せるのがギリギリだったから、ごめんね。

海風が吹き抜ける美しい公園。

お参りしてから、旅を始めました。

◯ホテルのビュッフェ

感染対策しっかり。おいしかったです。

途中、JAで食べごろに熟れたバナナ(島バナナとアップルバナナ)買って、沖縄ぜんざい(かき氷)とともに、おやつタイム。

沖縄は栽培されてるバナナの種類も多くて美味しいです。でも、旅行で来ると朝ご飯も夕食も充実してるから、お腹のふくれるバナナは意外と食べるチャンスがありません。おやつには、ちょうど良かったです。島バナナは小ぶりなので、2種類味わえました。

外ベンチだから、換気もいい。

備瀬のふくぎ並木の中にある、ちゃんや〜。

写真の20倍、おいしい。沖縄らしい料理。朝ごはんも。

沖縄らしい、朝ごはん。一つ一つがおいしい。

私は、ちゃんや〜の麩チャンプルーが大好き。家で試行錯誤して作ってみましたが、あんな風には美味しく作れません。上手になりたいな。

麩チャンプルー

お家ごとに貸し出す、一棟貸し。建物ごとに場所が離れていて、タイプも色々。古い建物も新しい建物も、居心地良く整えられています。海に近いし、洗濯機完備だから、マリンスポーツやる方にも便利そう。

お食事処が新しくなり、座席の間隔が広々。

お食事処。食事のみの利用もOK。

⭐️旅行の後〜

父が元気になりました。なんていうのかしら。内側から活性化した感じ。『旅行の力』をまざまざと感じました。

コロナの終息と世界平和を心から祈ります。

気兼ねなく、あちこち行ける日が、戻りますように。

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