折にふれ、考えるテーマです。
悪い奴とひどい奴。
悪い奴の黒さ。ドス黒さ。身内限定の手厚い温情。
ひどい奴の白さ。薄情、恥知らず。自分限定の保身。
最初に考えこんだのは、東日本大震災3.11の時。
福島第1原発がメルトダウンして、大地震と大津波+原発事故の複合災害。
時の政権は民主党、菅直人総理。
あの時、あー、これはイカン。自民党の方がマシだったのかも、と思いました。笑
3.11の前、私たちは、変化を求めたと思うのです。悪い奴らにうんざりして。新しさに賭けてみたくなった。私利私欲、我田引水、談合、汚職、派閥争い。もう、まっぴら。
だけど、
悪い奴らからひどい奴らに変わっただけだった⁉️
と思いました😳😨😓😱
悪い奴らに戻りたいわけでもないのだけど、
ひどい奴らより、まだマシか?という弱気に裏付けができちゃった感がある。。
範囲限定でも、責任感持ってるし。ドス黒くても、見据える勇気があるし。対処法に問題があっても、対峙しようとするだけ誠実。😔
だけど、やっぱり、そうじゃない何か、新しい何かを求めたくなるのですよね🤔むくむくと😡むらむらと😤
まあ、進化の過程なのでしょう。
複眼で、重層的に。ずっしり、しっかり。逞しくなるよー❣️
で、
時々、手を変え品を変え、このテーマが現れます。悪い奴とひどい奴。リフレインのように。
キレイゴトを唱えながら、泥にまみれて奮闘している人を、汚いと見下す『白い』奴。
私のおばあちゃんは、そういうタイプが大嫌いで、小さな孫娘相手に、よく正味の悪口を吐いてました。笑
三木総理は嫌いで、田中角栄は好き。武田鉄矢は嫌いで、ビートたけしは好き。さとう宗幸は嫌いで、志村けんは好きでした。
一見、高齢者を馬鹿にしてあげつらっているようでも、深いところで本質を見据える眼差しの温かさは、通じるものなのですよね。しっかりと。