熱田神宮は、我が家には馴染み深い、折々に、何度も行っている大切な神社です。愛知県民には、そんな人が多いことでしょう。
毎年のお決まりでお詣りしたり。
なんとなく、近くに来たついでにお詣りしたり。
人生の節目、折り目に、特別にご祈祷していただいたり。
🙏⛩️🙏⛩️🙏⛩️🙏⛩️
少し前に、大きなきっかけがあり、久しぶりに熱田神宮にお詣りに行こうか、行きたいね、という流れになりました。しっかりお詣りして、良いお食事をいただいて。大切な節目ですから。
、、と、その考え方はいいんだけど、
うむむ〜
さて、一体、どうやって連れて行ったら良いのかしら。。🤔🤔
熱田神宮に車で連れて行くことは難しくありません👍👌🙆♀️🆗
問題は、車を降りてから、お詣りするまでの道のりをどうするか、です。🤔🤔
以前にも書いた通り、両親共に後期高齢者。母は元気ですが、膝の手術をしており、ガシガシと沢山の距離を歩くことができません。
父は、、なんと言ったらいいのかしら、まあ、病気をしているわけじゃないですし、あれを元気と言うなら元気と言ってもいいのでしょうけど、端的に言って、ヨボヨボです。視覚障害もありますし。耄碌(もうろく)しているのですね。自立歩行は可能です、短い距離ならば。リアルに志村けんみたいなのです☺️😅
熱田神宮に最後に行ったのはいつだったかしら。コロナ禍以降一度も行ってません。とても久しぶり。
神社仏閣は、古い建造物なので、段差が多いのと、砂利道が心配です。砂利道は、車椅子が動きにくいから。京都の宇治平等院には、砂利道用のタイヤの大きな車椅子がありました。へえ、あんなのあるんだな、と印象に残りました。ただ、台数に限りがあり、かつ、予約ができません。行った時にあれば無料で使わせてもらえるのですが。
車椅子のレンタルは、いくつも調べましたが、砂利道用の車椅子のレンタルは見つけることができません🙅♀️🤷♀️
さて、どうしたらいいのかしら🤔🤔
名古屋市の社会福祉協議会に電話して、お尋ねしてみました。事情を聞いてくださり、丁寧に対応してくださいました。
そして数日後、お電話をくださいました。
①砂利道用の車椅子のレンタルは、ない。砂利道用の車椅子は、おそらく特注品で、とても高価。伊勢神宮にも何台かあるそうです(寄贈)が、熱田神宮にはない。
②ボランティア団体の方の話によれば、熱田神宮の東門から入れて、車椅子で、そのまま、お詣りに行ける、と。
③熱田神宮の方のお話では、駐車場から(普通の)車椅子で行けるようになっています、と。
普通の車椅子なら、市町村の無料レンタルもあります。なんとかなりそうだな、と思えました。
さらに、母が熱田神宮に電話で問い合わせたところ、熱田神宮にも普通の車椅子なら無料レンタルが数台ある、とのこと。ホームページでは、そこが明記されていませんでした。
うちの車は、私の愛車ジャジャ子(Fiat500)と普通のトヨタ車(セダン)。FIat500は小さいので、この場合、お話になりません。普通のトヨタ車に、車椅子、乗せられるのかしら。後部座席を一つ倒せば、ギリギリ乗るかしら?うむむ。試してみないと、確信が持てません。車椅子って、意外とかさばるから。
熱田神宮で借りられるなら、好都合です。人の多くなさそうな日を選んで行けば、なんとかなるかなぁ。
東門から入る、というのも、私は自分の運転で熱田神宮に行ったことがないので、ちょっと(かなり)不安。やれる気がしません🤷♀️🤷♀️🤷♀️私はひっどい方向音痴なのです😅
ちょうど名古屋に用事があったので、そのついでに、熱田神宮に下見に行くことにしました。子どもくんと二人で。
思ったよりも人が少ない印象でした、この日。まだ10月だから、七五三のピークではない、っていうことなのかしら。運動会とかスポーツイベントで、皆様お忙しいのかしら。コロナ禍だから人の少ない平日に私と両親で行こうと思っていましたが、急遽、予定変更。料亭の予約も大丈夫だったので、翌々日の祝日に子どもくんも一緒に行くことにしました。
熱田神宮の定番お土産、きよめ餅を買いました。
この日は、東門から入って、最初はぐるーっと熱田神宮会館の方まで行き、第1駐車場に駐車しました。横に社務所があるので、そこでお尋ねしました。熱田神宮の貸し出し車椅子は、社務所に1台、令和記念館の警衛詰所に3台あると教えてくださいました。貸し出し予約はできないから、当日は令和記念館に行った方が良い(台数が多いから)とアドバイスされました。そこで、駐車場を移動して、大きな駐車場(第3駐車場)に駐車しました。東門手前の小さめの駐車スペース(東門駐車場)が空いていれば、それも良さそうです。
駐車場の裏手、37番、令和記念館に警衛詰所があります。そちらに無料貸し出しの車椅子が3台あります。
熱田神宮に来るのは数年ぶり。そういえば時々道端を工事していたっけ🤔バリアフリー化をやっていたのですねえ。熱田神宮の道端は、現在、大方、石畳(バリアフリーの舗装参道)になっています。神社の砂利道は、車椅子やベビーカーには難儀な道ですが、道端が石畳になっていれば、スムースに動けます。ただ、全部が完璧に石畳になってるわけではないので、時々、うっ!と思う、小さな難所があったりもします。
沖縄で美ら海水族館に行った折、ジンベイザメのいる大きな水槽のところにいたスタッフの方が誘導して、車椅子優先スペースに案内してくださり、非常に気持ちが楽で、ホッと安心できてありがたかったな〜、と思い出しました。優先スペースがあっても、そこに沢山の人だかりができている時に、すみません、そこは車椅子スペースなので、私たちを優先して入れてください、と当事者の立場で言い出すのは、なかなか大変。よっこらしょ、と気力を出して言うことができたとしても、ちょっと、しんどいです。心が足の裏みたいに硬くなる🦶🦶🦶🍂
バリアフリー。危険な段差の解消などのハード面の改良が進んだ後は、気づいてくださる、声をかけてくださる、手をかしてくださる、そういう人の見守りの力、余力ある人の存在っていう、ソフト面があれば。。完璧に段差を無くさなくても、少々のハード面の欠落はソフト面の充実で、十分にカバーできて、お釣りがくるから。だって、小さな親切は嬉しいですもん😆🥹💖温かくて、気持ちいい🥰😊😆💕💓💖
というわけで、下見もバッチリしたのですが。。
結局、当日、間違えてしまいました😅なぜか西門から入ってしまいました😳💦←方向オンチあるある😅😅😅で、西門駐車場に駐車😓なので、少し、両親も頑張って歩いて、31番のくさなぎ広場へ。父も母も、熱田神宮に来るのは、子どもくんの七五三以来ですから、ほぼ10年ぶり。
朝からずっと少雨の曇天で、駐車場待ちの間も雨が降っていたのに、駐車した途端に雨が止んで、みるみる晴れて。ありがたい。
令和記念館の警衛詰所で車椅子を借りて。
子どもくんがいてくれて、ほんとに助かりました。無駄に力の有り余った高校生男子。時々現れる、うっ!と思う小さな難所を、思春期の無駄な怪力でカバー。父は、年老いて多少は軽量化したけれど、元々L Lサイズの人なので、かなり重たいのです。
申し込んで、御祈祷もしていただきました。30分刻みで、まとめて(笑)住所氏名を読み上げ、御祈祷する形。七五三の小さな子たちが、御祈祷の途中で次々泣き出すのが、可愛らしかった。
何かをやり遂げた感、満載。
予約した料亭で、お昼ご飯。
父は、松茸の土瓶蒸しを、半分くらいお膳にこぼしつつ😅、自分で、美味しいおつゆを注いで味わいました☺️お世話してくださる料亭の方は、こちらに恥ずかしい思いをさせないように、スマートで温かい熟練のタイミングで、朗らかに、お膳を替えてくださいました🥰
なんとも言えない、笑える雰囲気、温かい時間。丁寧に作られた、美味しいお料理たち。
折々にお参りに来ている熱田神宮にお参りできて、昔の話もたくさんできて。
良い時間でした🥰❤️
⭐️あらためて。車椅子を借りて熱田神宮をお参りする場合・・。(次回、やる時にはこうしよう!と考えてシュミレーションしている・・笑)
①東門から入る
②東門駐車場or第3駐車場に駐車する
③警衛詰所(令和記念館)で車椅子を借りる
④極力バリアフリーの舗装参道(地図上、紫色と白色の道)を通ってお参りする
を基本計画にして、後は、なんとかなる(する!)という感じかな、と私は思っています。
子どもくんの意見は、
①東門から入る
②ダメ元で19番の宮庁(社務所)に行ってみる(社務所には車椅子が1台のみある)
③車椅子があれば、第1駐車場に駐車。
車椅子がなければ、第3駐車場に駐車して、警衛詰所で車椅子を借りる
私は、時々現れる小さな難所を子どもくんの馬鹿力に任せていたので(笑)、上記のプラン選択でいいや、と思ったのですね。子どもくんは、バリアフリーの舗装参道がない小さな難所にぶち当たる度に、うわっ!と思ったのでしょう。だから、ダメ元で社務所に一度行ってくれよ〜と思うのでしょうね。笑
まあ、ねえ、こうやって、実際にやってみて、小さな難所のキツさを体感することも、家族で、あの道を行った方が良いのかな、こうであったら気楽に行けるねえ、と話し合うのも良いことだな、と思います。
父は日常的には車椅子を使っていないので、父も私たちも、車椅子を使って動く身のこなしが洗練されていないです。あんまり上手にやれてないのだろうな。だけど、赤ちゃん子育ても高齢者介護も、人と場合で全然違う。千差万別。しかも、赤ちゃんは成長していく、高齢者も成熟していく。私も日々変わっていっている。皆、変化していく中での、なのですよね。その時その時で、なんとかかんとか、不格好でも、やってみよう、という気持ちが大事なんじゃないかしら。
⭐️その後
熱田神宮でいただいたお下がりたち。
写真撮る前に、サブレは食べちゃったので、空袋です😅💦お酒、緑茶、とろろ昆布、サブレ、干菓子。いただく度、思い出して、熱田神宮の話になるのもいい感じです🥰
お茶の時間。母の手作り、栗きんとんと共に、お下がりのお茶をゆっくりと丁寧に淹れて。
⭐️さらにその後 2024年1月
12ヶ月点検の待ち時間に岐阜県多治見市に行きました。お茶休憩のついでにたまたま立ち寄った虎渓山永保寺。庭園がすてき💓😀特に目をひいたのが、池のほとりの練塀でした。
水面が風に揺れ、練塀のトップの瓦屋根の影に陽の光と水面の揺らぎが反射して映り、ゆらゆらきらきら。ミルフィーユ状に挟みこまれた瓦は強度を増す実用性と共に、建物の屋根瓦と呼応する横ラインのリズム。ポイント飾りかしら?大きな瓦が挟まっているのも面白味がある。不思議な美しさ。見惚れました。
こういう塀を『練塀』ということを私は知らなかったです。古い時代の塀、瓦がミルフィーユみたい、という位の認識しかなかった。
熱田神宮には『信長塀』と呼ばれる練塀があり、日本三大練塀の一つだそうです。
あー、そういえば、これ、見たなあ😁という程度の認識しかないわ💦ちゃんと観てなかったな〜😅今度行ったら、ちゃんと見ようと思っています。