『ラッコと大事な石』〜刺繍作家ume.kaori 刺繍ブローチの抽選販売に初めて行きました

私は、椅子取りゲームが苦手な子どもでした。

のろい、トロい、目端がきかないの三拍子。気がつくと、どぼん。

そもそも、人を押し退けたり、出し抜いたりすることが好きじゃない、気が進まない。ヤル気出ない。ドボンになって心細そうな人を、自分は椅子に座った立場で眺める感覚が、居心地悪い。といって、自分がドボンになるのも恥ずかしい。全てが嫌。

だから、餅投げ、菓子まき、バーゲンセールの目玉争奪戦、徒競走、全て苦手。バスケットボールの時は、ボールを取り合う激戦区を避け、誰もいない空白の場所にぽつんと、立っていましたっけ。ふわふわ~っとボールが飛んできて、勝敗を分ける大事な役割を私が果たすことも、たまにはありました。


コロナ禍、遅まきながらInstagramを始めたら、たまたま、流れてきた手芸作品に釘付けになりました。ume.Kaoriさん。フォローして、作品を眺めて楽しんでいるうちに、一つ買いたくなりました。だけど、すごい人気で、そう簡単には買えない、とわかりました。一つ一つ手作りだから、量産できるわけじゃないし。

オンライン販売は稀にあるけど、即完売。松屋銀座で販売する時があるけど、即完売。それが続いて、抽選販売という形になったらしい。

何だろ?抽選販売って。

欲しい作品、人によって違うだろうし。作品ごとに抽選?うーむ🤔よくわからん🤔🧐🤪(⭐️抽選販売とは、、抽選で出た番号順に、好きな作品を一人一作品買うことができる、というやり方でした。)

都内に住んでた時に、松屋銀座はよく行ってたけど、行列並んだり、抽選販売の経験はありません。東京は、人口多いから、そういうの、すごくエスカレートして、大変だろうな😓

様々、考えた末、5月4日、阪急梅田のリボンマルシェに、車(私の相棒、フィアット500、ジャジャ子🚖)で行くことにしました。助手席はダンナくん。ダンナくんは沖縄に単身赴任、ゴールデンウィーク後半は愛知県に来る予定。子どもくんは誘ったけど、断られ。家族より友だちが大事、と。

コロナ禍になって以来、私は、公共機関の利用は控えて、車移動がメイン。大阪に車で行くのは初めて。

駐車場予約サイトで梅田の駐車場を予約して。

渋滞を避けるために早起きして出かけることにしました。4時半出発。順調に流れて、7時半に到着。

阪急梅田は10時オープン。いるところがないし、疲れた、お腹すいた、朝ごはん食べてない。

カフェ2軒はしご。どちらも老舗の人気店だけど、朝早いから空いてる。客席は離れてるし、コロナ対策的には良さそう。

阪急梅田、オープン直後に入店。

エレベーター、エスカレーターで駆け上がる人々の群れのお目当ては、くまのぷーさん展。限定グッズに群がる人々。階段の上から、様子を見守る関係者たち。

私は、11時25分10階12番小屋集合だから、まだまだ余裕がある。ゆったり、場所の確認と作品の下見。

下の階で、服を見て(ダンナくん、サイコバニー🐰私、パタゴニア)10階に戻ると、12番小屋に人だかりが‼️

フワフワした熱気が満ちて、皆さま、高揚してる。なんて可愛らしいのかしら❣️ステキ❣️可愛い😍💕とささやいたり、つぶやいたり。何も言わなくても、作品を見入る目が、優しすぎる、熱すぎる❣️全身から溢れてる。強い『思い』が❣️

総じて、インドア派な雰囲気。関西にしては、地味め。淡い色合いの、ゆるふわな服を着た方が多い気がする、と思いかけて、いやいや、なんか違うぞ、と打ち消しました🙅‍♀️🙅‍♀️身体の線が出ない、ゆるふわなフレアスカート+ふわふわブラウス、ダボっとしたシャツみたいな組み合わせの方が多く、色合いも淡い抑えた色の方が多いけど、見たこともない斬新なデザインの傘をお持ちだったり、凝った靴を履いていらっしゃったり。

トンガってるというか、潜ってるというか。

ume.kaoriさんの刺繍ブローチや耳飾りを付けてる方々も、いらっしゃいました。ファンでリピーターなのですね。

皆さま、代わる代わる作品を眺めたり、スマートフォンで撮影したり。真剣、かつ、楽しそう。私も、その中のひとり。

皆さま、欲しいなぁと思われているから、わざわざこの場にいらっしゃるわけですが、圧倒的に数が足りない。刺繍作品は15点。フェルト作家さんの作品も、同時に選べます。こちらの作品も、とても可愛い😍ですが、私は、ume.Kaoriさんの『ラッコと大事な石』の赤い石を持った子が欲しくて、頑張って運転して(大阪に車で来るのは初めて)、来たのです。

ラッコは🦦石を使って貝を割り、食べます。この石が、どんな石でもいいわけじゃなく、各々、お気に入りの石があるのだそうです。マイ包丁みたいに、携帯してるそうです。脇のヒダの間に挟みこんだりして。自分の石を無くすと、餓死することもあるほど、マイ石は大事な、オンリーワンの石なのだそうです。なんだか、胸打たれるエピソードじゃないですか❣️❣️

私は、若い頃、腰の手術をして腰が弱いので、読書や、書き物は、大方、寝転んだスタイルです。ラッコみたいに。本やスマートフォンやiPad miniを大事に持って、こちょこちょやってる。遠目には、怠惰に見えるでしょうが、私は真面目。真剣に生きてます❣️

なんとなく、そんな自分とも重なって、ラッコが欲しくなりました。

大阪行きを説得するため、ダンナくんにInstagramのume.kaori 作品群画像を見せたら、まさかの『ぼく、この横向きのうさぎが欲しい❣️』と。

え⁉️😅

一緒に行ってくれるのは嬉しいけど😅😓

あなたが欲しいの❓このうさぎの刺繍ブローチ🐰🐇一体どーするの⁉️どうしたいの❓

かばんに付けたり、服や帽子に付けたりしたい❣️(キッパリ🙋‍♂️)

ダンナくんは、ゴリゴリの昭和のフェミニストな義母に、ジェンダー平等を叩き込まれて育っています。現在、お仕事は全く別ジャンルですが、もともとは美術史専攻だし。感覚が柔らかで、面白いし、いいんですが、時々、私が怯みます💦😓😅

かばんに付けるのは、痛んだり無くしそう。NG🙅‍♀️

服や帽子は、付ける服や帽子、付け方など、よくよく練って、かっこよく、素敵につけましょうね❣️と相談。横向きうさぎなら、男性でも付け方次第ではイケるね、というところで落ち着きました。

だけど、そもそも、買えるんだろうか💦😓ずいぶん沢山の人が集まってるよ~😓😓30人超えてる💦😓

無理なんじゃない?当たらないんじゃない?頑張って来たけど、買えないんじゃない?こんな沢山の人の中から、あの赤いラッコを買えるのは、ひとりだけ。

皆さま、何が欲しいのかしら。

だんだん、心細くなりました😓💦💓💗💓💗

くじ引いて、前の方の番号だったら、ラッコか横向きうさぎか、どちらを優先すべきか?ダンナくんと話しました。ラッコと横向きうさぎのどちらの人気が高いか、によります。でも、結局、全然わからないのですね。😅出たとこ勝負でいくしかありません。

ハッと気づいた時には、列が作られ始めていました😳😱

で、例によって、私は、こういうの、のろくて、トロくて、目端がきかないのです😳😓

皆さまの熱気に気圧されて、ずるずると、後ろに、後ろに😓😥😓😥

結局、私は一番後ろから2番目。ダンナくんは3番目になりました😭😓😢😥😭

抽選箱は列の一番前から回ってきます。

最初にくじ引いたから良い番号が当たるわけじゃないけど🤔🙄

なんだかね🙄😑

ところが

なんと、私、2番❣️

ダンナくん、9番‼️最後尾の方も11番‼️

ラスト3枚、必ず何かは買える、良い番号が入っていたのでした❣️まさに、残り物には福があったのです❣️びっくり‼️

1番の方が、赤いラッコを選ばない限り、私が赤いラッコをウチに連れて帰ることができます。が、ここからが、長かった❣️😊😅

1番を引いた方は、本命の子が定まっていらっしゃらなかったみたい。ご縁のあった子を連れて帰れたらいいな~、という欲のない軽い感じでいらっしゃったのかしら。よくわかりませんが。もう、もう、それはもう、大変な迷いようでした。あの子か、この子か、いや、その子も可愛いわ、あっちの子もステキ、と、取っ替え引っ替え、ぐるぐるぐるぐる、迷いまくり始めたのです。まさか、ご自身が1番を引き当てるとは夢にも思っていなかったのでしょう。

迷いまくる1番さんを、2番の私以下全員が見守る展開。

私の欲しい子をこの方が連れていきませんように。という思いは、誰しもあったと思いますが、皆さま、寛容で、優しくて、なんとも言えない、良い時間でした。同じ刺繍ブローチを愛する者同士っていうのかしら。迷いまくる気持ち、よくわかるから、誰も1番さんを急かしたりしない、何も言わず、ただ見守って、待ち続けたのでした。

それにしても長かった~。だけど、

途中、思わず、「誰かが買い物をする一部始終を見ることなんて、ない、よね?」とつぶやいたら、隣の人が、ぷぷっと笑って、「そうですねー」と。小声で。皆で待つ時間の温かさ。

なんか、楽しかったー❣️😊

1番さんが、迷いまくり、選び抜いた子を連れて行き、次は私の番。私は、何の迷いもなく、赤いラッコを手にレジへ。

3番さんは青いラッコを選ばれました。「一緒に写真撮ってください」と言われて撮った写真↓です。手が震える~💕💓と、めちゃめちゃ喜んでいらっしゃいました。私も、視界がパァッと明るくなるほど、嬉しかった❣️😆

3番さんのマニキュアの色がラッコと同色。願かけたか❓きっと、あの方は青いラッコが欲しかったんだろうな。

ダンナくんも、望み通り、横向きうさぎ🐰🐇を手にすることができたのです。

考えてみたら、サイコバニー(ドクロウサギ💀🐰)が好きで、よく着てるし。

そういえぱ、亡き義母は卯年でした。あんな恐いうさぎ、いるもんかー的なうさぎ🐰だったけど😅😊

というわけで、初めて参加した、抽選販売は、大変楽しい、面白い、どきどき、ワクワク、ハートウォーミング❤️‍🔥💓💕♥️で、沁みるミニイベントでした。

コロナ禍中ですし、渋滞にハマるのも嫌なので、阪神デパートの地下で、551の豚まんとお弁当を買って、早々に帰路につきました。

こんな経緯で、私のもとに来た刺繍ブローチ『ラッコと大事な石』大事に、楽しんで、付けようと思います。宝物ですから。

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