こんにちは。かめーご代表、吉田です。
もうじき七夕ですね。
織姫と彦星ではありませが。人同士、なかなか会えなくなること、よくありますよね。進学、就職、結婚、、。立ち位置が変わって、距離感が変わったり・・とか。
先日は、子どもの習い事、バイオリン繋がりのママ友だちで集い、アフタヌーンティー。といっても、その教室をウチは2年も前に辞めて他所に変わり、もう1人は半年前に辞めて他所に変わり、現在進行形なのは残る1人だけ。でも、その方も教室を変わらざるを得なくなりました。
先生が癌でお亡くなりになったのです。
幼児のバイオリンは、親負担が大きい習い事です。だからこそ、こんな深い絆が育まれるのですよね。
「バイオリンは人間の感情の最も深いところに触れる楽器」というのは、バイオリニスト五嶋みどりの母、節子さんの言葉。
そういう楽器の特性と関係があるんじゃないか、と思うのですが、バイオリンの先生って、個性的というか、際立つ方が多いです。研ぎ澄まされて純粋で、自分の気持ちに正直で、どこか子供っぽくて、、。もちろん、大人ですから、大方は折り合いついてるんですが。びっくり腰抜かしたこと、何度もあります。そういえば、「ピアニストという蛮族がいる」(BY中村紘子)という本がありました。バイオリンの先生もまた「蛮族」なのだと思うのです。
バイオリンは小さな子どものうちに始める人も多いので、バイオリンの先生は、幼児の心を掴む力が要ります。幼児はまだ人間よりは動物に近い。理屈の通じない相手だから、人間勝負になるところが大きいのですね。理不尽だって構わないけど、誠がなくては通じない。
久しぶりのバイオリン繋がりのママ達との逢瀬は、どこまでも盛り上がり、ノンストップのおしゃべりは途切れることなく続きました。一体、何時間続いたと思いますか?
なんと。
6時間半!!
おしゃべりな私もびっくり。笑
まあ、ねえ・・女性はおしゃべりが必要な生き物なのです。泳ぐのやめたら死んでしまうサメのように。また、会おうね、と約束交わして別れました。
天国の先生、おしゃべりなママたちをどんな風に見てらっしゃったかしら。
先生がお亡くなりになった後、うちの子は、少し不思議な体験をしました。全く怖くなくて、嬉しかったらしいです。
心からご冥福をお祈りします。