こんにちは。かめーご 代表 吉田です。
実は、私、霊感の強い方です。小さい頃は、その辺にフワフワ、この世のものではない人々のシルエットが見えていました。世界はこういうものだと思っていたので、その状況に特に不思議さを感じることもなく、自然に受け入れていました。お盆に亀崎に来ると(私は子供の頃は他市在住で、亀崎はおばあちゃん家でした)とても沢山のこの世のものではない人々やら何やらがいるのが常で、電話を取るおばあちゃんの背後で、おばあちゃんのマネをして電話ごっこして遊んでいたり、花火をしていると、集まってきて眺めていたり。平和的で牧歌的なので、少しも怖くありませんでした。白っぽい影のようなシルエット。
思春期に入った頃、こういうの困る!と思いました。私の手に余るわ、と。そこで、チャンネルを切り替えるように、自分自身の受信装置を切り替えました。以降、この世のものではない人々やら何やらがフワフワ見えることは無くなりました。
私は、自分のできることを精一杯やっていこう、現実世界に地に足つけて、自分の道を歩いて行こう、と思ったんですね。不思議なことは色々あるけど。それは、それとして。
だけど、それ以降も不思議なことは時々起きるし、「!」と感じることはあります。
岐阜の奥飛騨温泉郷に泊まった時、夜、物凄い水音で、目を覚ますと、目の前にすごい美少女がいたんです。つややかな黒髪のおかっぱ、色白の美少女でした。宿のすぐ近くに川が流れていたし、どう見てもこの世のものではないので、溺れ死んだ子が、きれいだった自分の顔を見てもらいたくてアピールしに来たのかしら、と思いました。発見された時、無残な姿を晒して、残念だったのでしょう。翌朝、宿の人に話すと、昔から色々なことがあるからね、山だから。自然の怖さをよくわかってもいないくせに、すぐに川でキャンプやる人、見ると腹立つよ、本当に・・と。お参りしたい、と話すと、ありがとう、ぜひそうしてください!と言って、お線香ジュースお菓子をくれました。川辺で、お線香を焚いて、両手を合わせました。私の中では『見えちゃった』者の責任感です。その時自分がやれることをやりましょう、です。落とし物は交番に届ける。ゴミが落ちてるのを見つけたら見つけた人が片付ける。袖触れ合うも多少の縁、みたいな。人同士ですからね。あ、生きてる人じゃないけど。何もやれない時もありますからねえ。小さなことでも、何かがやれるのは、幸せなこと。
あー、だけど!怖い。怖いなあ。。思い出しても、怖いっ。
ブルブルブル・・。