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魚釣り(ルアーフィッシング)〜男の世界に入っていった時に起きた、あれやこれや

秋ですね。釣りには良いシーズンです。そして、コロナの今、釣りは身近で手軽なレジャーとして、人気が高まっているようです。野外ですし、お隣との距離感も、取れますからね。水場の事故件数が急増しているそうです。人気が高まった反面、事故も増えてるのでしょう。気をつけてくださいね。

ダンナくんと二人で、魚釣りばっかりしていた時期がありました。ルアーフィッシング。マス釣りです。管理釣り場での、ゲームフィッシング。

2000年からの10年間。みっちり。

北関東、特に群馬県は、マス釣りのメッカでした。前橋に住んだ時期があり、雨が降ろうが日が照ろうが雪が降ろうが、毎週末のように、出かけていました。ダンナくんが川場村の川場フィッシングプラザが大好きだったので、川場村には本当によく行きました。前橋市内の宮城フィッシングエリアにもよく行きました。

二つとも、ファミリー・カップルで安心して行ける、いい釣り場です。

当時は人気の釣り場でも、女性は私一人か、まれにもう一人いた程度。女性の釣りが、まだ、ものすご〜く珍しかったんです。釣り場は、女性・子ども歓迎!の姿勢を打ち出し始めていて、料金も割引、トイレは特に気を遣って改装したりして、頑張っていましたが、まだ、成果が出ていませんでした。

私が釣りを始めた半年後くらいから、じわっと女性の釣りが出てきて、だんだんに増えていったのです。木村拓哉のバス釣りが一役買ったと思います。

女性客を増やしたい釣り場の社長たちが、よく私と雑談しながら、女性はどんな風にしたら嬉しいのかな、何が嫌だろうか、と思考を深めていました。川場村の見城社長、宮城アングラーズビレッジの井上社長。。ただただ釣りが好きな(だけ)の人たちではなく、経営の才覚、地域への思い、釣りキチ達への愛、釣り普及の思いを持っていらっしゃったから、おしゃべりしていて、とても楽しかったです。

お二人は、私とダンナくんの釣り指南を沢山してくださり、感謝&とても楽しかったです。皆が帰った後の、今なら絶対に釣れるよ!の時間に釣らせてくれて、釣れる感覚を教えようとしてくれたり。ダンナくんが大好きな新作ルアーを開発した人と会った時は感激しました!当時、釣り雑誌に出ていたワークマン吉田親子の息子くんの方と一緒に釣りをして、教えてもらった時のことは、忘れられません。どうして、こんなにアタリがわかるの?私が引いてるルアーのアタリが、横にいるだけでわかる、感度の良さと正確さ!彼が、いとも簡単にポンポン釣れちゃう様を見ていると、まるで、池の魚たちを飼いならしているようでした。「あなたがお手って言ったら、魚たち、お手するんじゃない?笑」と呆れたものでした。こんな天才的な域っていうのが、あるんだな〜と。感じることができただけでも、幸せでした。

私は、前橋の敷島公園(バラで有名)で、ルアーの投げ方をダンナくんに教わり、翌日、釣り場デビューしたんです。

私はルアーの付け方も投げ方も知らない、完全なる初心者。ダンナくんは、釣り歴ウン年。釣り・命!暗いうちに起きて、万全の体勢で出かけていくわけです。ワクワクと。この日からは、新妻の私と一緒に。

管理釣り場ですから、整備されていますが、まあ、山の中の湖、みたいな感じの場所です。トイレやお食事やお茶のできる場所、休憩所なんかは、きれいです。そこは安心。

池にはマスが十分に入れられていて、ウヨウヨ泳いでる。

だけど、私は釣れない。まあ、仕方ないですね、初心者だから。投げ方もまだまだ下手ですし。しかし、解せなかったのは、ダンナくんも釣れてなかったんですね。笑 釣りは、朝まずめ、夕まずめ、があり、釣りやすい時間帯があるんですが、管理釣り場はそれに加えて、放流タイムがあったりもするので、その時は、釣りやすいんですね、概ね。ところが、それにしても、うちのダンナくんは、ほとんど釣れないんです。しかも、釣りってこんなもんなんだ、と納得してる。おとなしく。

なるほど💡と思いました。こいつ、全然ダメだな🤗私は心の中で、バッサリとダンナくんを見限って、よく釣れてる人の近くににじり寄り、デキる人たちがやってること、使ってるルアー、タイミングなどを観察し始めました。笑

うちのダンナくんみたいな人は、釣り場に結構多くいて、まあ、下手の横好きっていうんですかね。大好きなんだけど釣れなくて、釣れなくてもそれほど反省もしない。内省が足りない、ていうか、ない。まあ、こんなもんだ、と明るく割り切ってるんですよね。で、性懲りも無く、またいそいそと出かけていく繰り返しの無限ループにハマってる。大体、世の中の大方のことは、「こんなもんだ」と「それがどうした」で乗り切れるようになっていますよね。笑

釣れなくても死ぬわけじゃないし、仕事じゃなくて趣味なんだから、楽しいからいいや。と防衛線を張った上で、、(それがどうした)

釣りとは奥深く難しく味わい深いもんなんだよ、そう簡単に釣れないものなんだ、だから、まあ、こんなもんだ、と。(こんなもんだ)

だけどね、そんなことあるわけないんです。クールに辺りを見回したら、釣れてる人は釣れてるんだし、管理釣り場なんだから、魚はポンドにウヨウヨいるのだし。

大体、結構な金額の入場料を支払っているのに、ほとんど釣れないなんて。そんなの、やだね、だったら魚屋で魚買えばいいじゃん、冗談じゃないわい!と奮起しました、私。

そのうち、教えてくださる方々も現れ、釣り場でのほのかな温かい交流が始まりました。

私は私なりにずいぶん頑張りました。ダンナくんほどは勉強してません。浅い知識で、気に入った道具で適当にやるだけ。ダンナくんの築き上げた知識体系と道具類を拝借して、釣る形。基本的な投げ方、引き方は、何せ、高頻度で釣り場に通って頑張ってましたから、それなりに格好ついてきます。オーソドックスな、スプーンと呼ばれるルアーが好きで、3グラムくらいのやつ。2ポンド位の細めの糸で、感度のいい一本竿で、グーっと集中して引いてくると、なんか、わかるようになってきました。追いかけてくる魚の気配が。で、チョンと誘うように小さなアクションをつけてやると、パクッとくる。

私の釣果は、うなぎ上り❣️大きな魚も釣れるようになり、釣り場のホームページに掲載されるようにもなりました。最盛期には、何匹くらいの魚が追いかけてきているか、なんとなく、感覚でわかりました。

そうなってきたら、なんと、これまであんなにも親切だった釣り場の男性たちが、誰も親切にしてくれなくなりました。笑 根がかり(ルアーが池の底の石などに引っかかって動かなくなること)して困っていると、以前は助けてくださる方がありましたが、全く、無視。自分でどうにかこうにかするしかありません。

それどころか、私が釣れてる!と見るや、私の投げたポイントめがけて複数のルアーが飛んできたりするようになりました。苦笑

妬み、ひがみ、やっかみ。びっくり‼️

優しくしてくれる人は皆無になり、孤独の釣りの時間が始まったんです。

寂しいような、放たれたような。

なるほどなぁ、妬まれて一人前ってことか〜、と思い知ったのでした。

そして、今度は、ちっとも釣れてないダンナくんに注目が集まり、ダンナくんをなんとかしよう、という動きが出ました。いつも奥さんに負けてて、同じ男として見ちゃおれん、という感覚。ところが、うちのダンナくんのカンの悪さは並外れて桁外れているのです。あの手この手で、色んな人がダンナくんをどうにかしようとしてくれましたが、何をどうやっても、伸びませんでした。釣り用語で、ボーズ、というのがあって、一匹も釣れないことを言うのですが、ボーズの日も結構あったんです。管理釣り場なのに。実に不思議。結局、心折れたのは、ダンナくんじゃなくて、ダンナくんをなんとかしようとしてくれた人たちでした。笑

そして、また、私たちの周りは静かになり、まあ、ある意味、平和で平穏な釣りの日々でした。

「あなたが漁師じゃなくて良かった」

思わず漏れた本音。あなたが漁師だったら、私たち、生活できません。笑

ただ、どんなに釣れなくても、どんなに周りの人たちから憐まれ、蔑まれ、呆れられ、見捨てられても、魚釣りをやめようとせず、私を連れて行くことをやめようともせず、性懲りのない探究の努力を積み重ねるメンタルの強さには感服しました。

さて、10年釣りをやってみてわかったのは、私はゲームフィッシング自体に興味がないということです。なんか、身も蓋もないですが。乱獲してどうする?魚は命かかってるのに、命を弄ぶみたいで嫌だな、という思いがわいてきて、数釣りに情熱がわかないんですね。食べるだけの量を、自然の恵みを感謝していただく感覚がしっくりくる。アウトドアを楽しむ一部としての魚釣りは好き。

他方、ダンナくんは、探究欲がベースにあり、情熱があるのです。どういう風になってるんだろう?どうやったら釣れるんだろう?と思うのですね。びっくりするほどカンが悪くて、もの凄い長くて暗いトンネルでしたが、ある時、ぬらり!と調子が上がりました。あ、何か掴みかけたな、と気づいた日のことを、よく覚えています。人の成長って面白いもので、ぐっと上がって、しばらく横ばい、そしてまた、ぐっと上がって、しばらく横ばい、が多いですよね。結局、ダンナくんは、コンスタントに大体どこの釣り場に行っても三桁を釣れる人となりました。趣味としては、十分です。このくらいの腕があれば、どこへ行っても恥ずかしくない。昔の、カッコ悪さの極みだった時代が嘘のよう。

でも、それ以上に上を目指そう、トーナメントに出たい!という気持ちはなさそう。探究欲が一通り満たされたんでしょう。

最近は、二人とも別ジャンルに挑んで、悪戦苦闘しています。夫婦で励ましあいながら。

写真はぐんまちゃんから

私の好きなルアー。スプーンで釣られたニジマスくん。

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