こんにちは。かめーご代表吉田です。
今年は異様な暑さだったためか、例年よりも遅く、彼岸花が一気に咲き出しました。

9月29日。よく晴れた日曜日。今年度はじめて、単身赴任のダンナくんが愛知県に帰ってくることができたので、今日はダンナくんと一緒❤️嬉しい😆




小栗大造さんという方が、戦争で亡くなられた方々を想って、彼岸花を植え始められたんだよ、と教えてくれたのは、かめともの石川さんでした。今でこそ、立派な観光名所ですが、植え始められた頃は、反対や妨害もあったとか。出る杭は打たれる。出ちゃった杭は打たれない。
小栗大造さんについて、知りたくなり、本を探して読みました。半田市立図書館には、両方ともあります。私は図書館で借りて読みました。

ひがん花の赤いじゅうたん: 小栗大造と童話作家・新美南吉の〈平和〉への祈り (くもんの児童文学)
本年96歳になった小栗大造は、新美南吉のふるさととして知られる愛知県半田市岩滑(やなベ)の出身である。みかん農家の跡取りであったが、父は大造が5歳のときに他界。母一人子一人の生活だった。1939年、召集されて中国戦線に従軍。憲兵隊に所属し、命からがらビルマのジャングルで終戦を迎えた。母が待つ日本へ復員した大造は、家業の...
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新美南吉といえば「ごんぎつね」ですが。
あのお話は悲しすぎて、私はちょっと苦手です。
美智子皇太后は、「でんでん虫の悲しみ」を幼少期に読まれて、皇室に入られてからも心の支えになったとお話されました。1998年、ニューデリーで開催されたIBBYの世界大会の折の、ビデオによる基調講演。「子供の本を通しての平和ー子供時代の読書の思い出」です。この講演は、大変見事な、心打たれるものでした。
私は、子どもの好きな神様、とか、小僧さんのお経、とか、あめ玉、とか。ユーモラスで、ほわっと温かい、小さな作品たちが好きです。
皆さまは、新美南吉、どんな作品がお好きですか?